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お知らせ

2017年8月の事務所便り

みなさま、こんにちは。

先日、厚生労働省から「平成28年度雇用均等基本調査(確報)」が公表されました。

同調査については、先に速報として、育児休業取得者割合のみが公表されていた
ところですが、この確報では、「管理職に占める女性の割合」や「セクシュアル
ハラスメント防止対策」などについても集計されています。

・平成28年度雇用均等基本調査(確報)/概要版
≫ http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-28r-07.pdf

最近注目のセクハラとマタハラについては、大企業ではほぼ防止対策に取り組んで
いますが、企業規模が小さいほど取り組めていないことが分かります。

御社では何か対策をとられていますか?
お困りのことがありましたらご相談ください。

なお、7月中に、企業実務に関連のある事柄に関する統計調査の結果がいくつか
公表されました。以下で紹介させていただきます。

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【違法残業1万事業場超え 厚労省が是正勧告】
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厚生労働省は、平成28年度に長時間労働が疑われる事業場に対して実施した
労働基準監督署による監督指導の結果を公表しました。

結果は、監督指導の実施事業場(23,915事業場)中、
15,790事業場(全体の66.0%)で労働関係法令違反
うち、10,272事業場(全体の43.0%)で違法な時間外労働
があったとのことです。

今回は、厚生労働省で定める「労働時間の適正な把握のために使用者が
講ずべき措置に関するガイドライン」に沿った指導も行われました。

厚生労働省では、今後も監督指導の徹底をはじめ、長時間労働の是正に
向けた取組みを積極的に行っていくとのことです。

詳しくは、こちらをご覧ください。
≫ http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000172536.html
※「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」
も今一度、ご確認ください。

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【ストレスチェック制度の実施状況 初めての公表(厚労省)】
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厚生労働省は、全国の事業場から労働基準監督署に報告のあった
ストレスチェック制度の実施状況を改正後初めて公表しました。

ストレスチェック制度の実施状況の概要〔平成29年6月末現在〕は次のとおり。
○ストレスチェック制度を実施した事業場:82.9%
○ストレスチェックを受けた労働者の割合:78.0%。

厚労省は、今後も、労働局・労働基準監督署において、ストレスチェック制度の
実施徹底を指導するとともに、小規模事業場を含めたメンタルヘルス対策を推進するため、
・ポータルサイト「こころの耳」を通じた企業の取組事例の提供
・産業保健総合支援センターによる教育・研修の実施
・企業の取組みに対する助成金といった各種支援事業
の充実を図っていくとのことです。

詳しくは、こちらをご覧ください。
≫ http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000172107.html

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●2.最近の人事関連ニュース
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◇ 70歳以上の方の高額療養費の上限を変更〔協会けんぽ〕(7月21日)
≫ http://www.kyoukaikenpo.or.jp/home/g3/cat320/sb3190/sbb3193/290719
◇ 本年8月から老齢年金の受給資格期間を短縮〔日本年金機構〕(8月1日)
≫ http://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2017/20170801.html

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